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Sustainability Day for Action
~理論から実践へ~

 

 

気候変動・人権など社会的問題の高まりを背景に、多くの企業でサステナビリティ(持続可能性)を目指した方策を講じはじめています。

その具体的な検討において、確実に課題にあがるのが次の 2 つの論点です。

 

1.  無形資産(非財務)がもたらす財務インパクトをどう判断すべきか?

2.  自社が直接・間接的に関わる温室効果ガス(GHG)排出量をどのように計測・評価すべきか?

 

本セミナーでは、上記課題解決に絞って、財務インパクト算出方法の標準化を目指した国際団体 VBA(Value Balancing Alliance)の CEO をゲストにお招きし、欧州など国際的な動向と最新の評価方法に関してお話いただきます。

また、GHG 排出量の削減に向け、SBT (*) 認証支援などおこなっているウェイストボックス社の代表取締役 鈴木様より、特に課題が集中している GHG Protocol SCOPE3 への向き合い方に絞って、実践的なノウハウを提供頂きます。

 

そして、こういった方法論を机上でなくシステムに落とし込む SAP サステナビリティ製品最新版とその具体的な利用イメージもご案内します。

本セミナーを通じて、国際動向の趨勢を単に眺めるのではなく、アクションを起こしていくきっかけになれば幸いです。

 

(*) SBT = Science Based Target

 

【視聴方法】ご登録いただいた方はオンデマンドでのご視聴が可能です。

※本内容は 2021 年 11 月 30 日に開催されたウェビナーを収録したものです。

 

【関連リンク】SAP のサステナビリティへの取り組みを動画やホワイトペーパー、記事などでご紹介しています。

https://www.sap.com/japan/cmp/oth/jp-sustainability/index.html

 ※ 昨年秋、弊社のサステナビリティ事例を発表したウェビナー「SAP のサステナビリティ戦略・実務の中身」のオンデマンド動画も視聴可能です。

 

 

Daniel Schmid
SAP SE
Chief Sustainability Officer 
大我 猛
SAP ジャパン株式会社

常務執行役員
チーフ・トランスフォーメーション・オフィサー

Christian Heller
Value Balancing Alliance
CEO
鈴木 修一郎
株式会社ウェイストボックス 
代表取締役
福岡 浩二
SAP ジャパン株式会社
サステナビリティ推進 AI Evangelist
内田 士郎
SAPジャパン株式会社
代表取締役会⻑

 

時間 アジェンダ
25 分

■ オープニング

SAP SE
 Chief Sustainability Officer Daniel Schmid

 

 

■ SAP のサステナビリティ戦略アップデート 〜理論から実践へ〜

サステナビリティ経営の重要性が高まる中、パーパス(存在意義)を掲げる企業が増えています。パーパスを掛け声で終わらせず、実効性のあるところに落とし込んでいくためには、組織、プロセス、人、システムの四位一体での変革が求められます。本セッションでは、SAP のサステナビリティ戦略のアップデートおよび実践事例を通じて、その重要成功要因を探ります。

 

SAP ジャパン株式会社
常務執行役員 チーフ・トランスフォーメーション・オフィサー 大我 猛

30 分

■ バリュー・アカウンティング  ー 事業の運営とレポーティングの未来

バリューバランシングアライアンスは、企業のパフォーマンス測定の新しい方法を開発、試験的に実施している NPO 団体です。本セッションでは、企業と社会という2つの異なる視点での価値評価の考え方について紹介します。この方法論を通じて、企業が管理会計の実務やシステムにサステナビリティを組み込むことを可能にするとともに、IFRS 財団で開発されている新しい報告基準や G7 インパクトタスクフォースで推進されている報告基準の関連データを提供するためにも貢献出来ます。

 


Value Balancing Alliance
CEO Christian Heller

20 分

■ スコープ3削減活動の可視化について

スコープ3算定には、購買金額ベース、物量ベース、LCAなど様々な手法による算定があります。また、シナリオ算定と呼ばれる推計手法もよく使われます。しかし、スコープ3の削減段階になると、手法毎に削減量計算のロジックが異なるため実際の削減手段に合わせて、手法を適したものに見直す必要があります。本セミナーでは、こうしたスコープ3削減活動に合わせた算定手法の見直しについて説明を致します。

 


株式会社ウェイストボックス
代表取締役 鈴木 修一郎 氏

40 分

■ SAP Sustainability 製品で今から出来る脱炭素経営の実践

Sustainability を企業として具体的にシステム実装するには、「非財務情報の管理」が求められます。本セッションでは、CO2 排出量をどのように日々の事業活動で組み込み、そして経営から見た業績として評価するのかを、新製品を通じた具体的な活用イメージでご紹介します。

 

 
SAP ジャパン株式会社
サステナビリティ推進 AI Evangelist 福岡 浩二

5 分

■ クロージング

SAP ジャパン株式会社
代表取締役会⻑ 内田  士郎

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